未草展 − 開拓 −


 

2014.5.16 fri - 25 sun
10:00 - 17:30
会期中無休 日曜日 〜18:00


小林寛樹、庸子両氏による「未草」。
寛樹氏は朽ちた木や鉄、流木などを使い、彫刻や家具や生活道具の制作、庸子氏は機屋の残布や古布などで身の周りの布製品を製作する。
東京 福生の米軍ハウスを拠点に活動してきたが、4年前長野の黒姫で、探し求めていた土地に出会い、そこで暮らす事を決めた。自らの手で開拓を終え、その土地の木や石や土、集めた廃材を使い住処を作っていくという。森、川、鳥獣、植物、そこにあるすべてと共に生き、作品は生まれていく。普通に生活する事すら不安が付きまとう今、今後の彼らの森の中での共存した暮らしと、そこで生み出される作品から多くの事を学ぶであろう。

「未草展」と題し、今後の未草の活動を紹介していきます。
2014年、初回は「開拓」。家具や道具を中心に、小さな彫刻や布物の展示を致します。 又、未草の黒姫での活動や暮らしを現実と架空を交え、田所真理子の描く絵に寛樹氏の言葉を添えた絵本「禾本の丘」も販売致します。本中の原画も展示致しますので、併せて御覧下さい。

 

http://hitsujigusa.com/

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方舟展 − 未草 小林 寛樹 −

 

 

2014.5.22 thu - 25 sun
10:00 - 17:00
場所 池上邸 蔵  390-0811 長野県松本市中央3-13-11

工芸の五月 企画案内HP


池上邸 蔵
石段を上がり閉ざされた重い扉を開く。
暗闇に軋む床の音。徐々に目が慣れてくる。
剥きだしの古い梁組が複雑な網目のように天井を這う。
高い小さな窓から差す一筋の光。
永きに渡り静止していたかのような時が仄暗い間に漂う。

この場所で展示させて頂くことを大変幸せに思う。
歴史ある旧家の庭。茂る棗(ナツメ)の樹をくぐり湧水の脇を抜けると
巨きな横長の蔵が姿をあらわす。「方舟(はこぶね)だ」と思った。

朽ちた材料を集めてきては家具や暮らしにまつわるものを作っている。
今回は「工芸」の枠を越え、自身初の彫刻展をすることとした。
二度とない機会にこの場所でしか出来ない展示をどうしてもやりたかった。
海、山、川などで集めた材料で作る等身大の動物彫刻。

暗闇に息をひそめて身を寄せる種々の動物達。
その様はきっと古代洞窟の壁画のように美しい。

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